花火大会や、おもちゃの花火などでおなじみの花火。しかし身近なように思えても意外に知らないことも多いものです。
まずその歴史。花火は中国で、6世紀頃に作られたとされています。当初は観賞用ではなく、敵に打ち込んだり、味方同士の通信目的に使用されることが多かったようです。
日本で花火が知られるようになったのは意外に新しく、16世紀以降。鉄砲伝来よりもやや後になります。これは日本には火薬の原料となる天然硝石が日本では取れなかったという要因もあるようです。
江戸時代に急速に発達し、観賞用として優れた技術が生み出されました。現在では世界でも類を見ない優れた技術を擁する国として知られるようになっています。
それから花火といえば打ち上げられる時の掛け声「たまや~」「かぎや~」があります。なんでそんな掛け声をかけるのかと疑問を思った人も多いのではないでしょうか。これは江戸時代に江戸の花火製造を競い合っていた「鍵屋」と「玉屋」という花火店の名称がルーツといわれています。お互い自分の店の花火が打ち上げられるたびに自分の店の名前を叫んだのがきっかけとか。
その争いがヒートアップし、ある日玉屋が放った花火で火事が発生、責任を取らされて玉屋は廃業、江戸を追放されたというオマケつき。
歴史があるだけに、隠されたエピソードも多数ある花火。こういった知識を拾い集めるのも面白いのではないでしょうか。